今ちょっとしたブームのマイカー等による車中泊、一昔前はキャンピングカーを準備して
夏休みとかに、さあ行くぞ! と大きく構えて10日も前から車に物資?を積み込み、この日
はここ、次の日はどこ、と綿密に計画を立てて(綿密な割にはその通り行かない事が多いが
・・)御近所に挨拶して、出かける。 と言うのが定番だったが、最近は、思い立って、あ
そこへ行ってみようか。とタオルとシャンプーだけを持って、ふらっ・・と今ある車に乗り込
む・・と言うパターンに変わりつつあるそうだ。
ついこの間,そんな中年の御夫婦がプラザに来店してくれた。 どちらからですか?とお伺
いすると、栃木県からとのことで、本格的なキャンピングカーでの車中泊の旅とのことだ。
前から車中泊に興味があった自分としては(2.3回経験あり)、無理なお願いと知りつつも
『車の中を見せて頂けませんか?』と口が滑ったところ、以外にも『はい!いいですよ。
ちらかってますけど・・・』との返事! ラッキー!と思いすぐ車に直行・・
それが・・・これだ! 1.2.3・・
少し説明をさせて頂くと、車の屋根の中央に見える白いドームはBSアンテナとのこと。
その右隣りの平な板はなんとソーラーパネルだそうだ。携帯電話の充電等、軽微な電力
をまかなうとのこと。
図々しくも内部も拝見させて頂いた。

いやー、実に生活感あふれる、まるでリビングルームそのものではありませんか!
これが、夜になるとベッドルームに早変わりするそうだ!お二人でしたら、十分の空間だ。
さらに

リビングルームの上部にはこのようなオーディオ装置、隣りには薄型の26インチ
のテレビが完備されていた。
何でも、この栃木県の、金子さん御夫妻は、旅慣れていらっしゃる感じで、北海道
の道東を巡って、奥羽本線沿いに南下して大館入りしたそうだ。休憩がてら、プラザに
寄られたとのこと。
車中泊の魅力は何と言っても、自分の家に居るような感覚で、くつろぎの度合い
も大きく、明らかに団体行動とは、感じ方、疲れ方が異なるはずだ。いわゆる
心地よい疲れとでも言えるだろう。さらに見たこともない素晴らしい風景や、
その土地の人との思いがけない触れ合い等は、疲れも吹っ飛ぼうというものだ!
何よりも、走ってる一瞬一瞬が新しい世界なのだ!
金子さん御夫婦には、私との小さな出会いは、なんと感じられたろう・・
さらに奥の方にお邪魔すると

『クローゼットの中は撮らないでください。洗濯物が溜まってますので・・・アハハ・・』
とのこと。
よくぞ、ここまで撮らせて下さいました。本当に有難うございました。金子さん!!
お気をつけて・・・
ちなみに、これからいったん栃木の自宅に帰り、所用を済ませて、今度は名古屋
方面に向かう、と話してくれた。 ああ~いいな~
最近、新聞、テレビ等で話題になっているが、車中泊の旅行者のマナーの悪さ
が取りざたされている。何でも道の駅の駐車場で夜中に焼き肉を焼いたり、大声で
叫んだり、トイレの水や電源を使っての炊飯とか、家庭ゴミの放置等、社会問題
になろうとしている節がある。いくら 車=我が家 と言っても家の外には違いは
ないので、当然社会性は放棄できない。皆が楽しめる環境を守りたいものだ。
少なくても、金子さん御夫婦には、無縁の話だが・・・・
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