12月4日の東北新幹線の全線開通で開業した、七戸十和田駅と
新青森駅、地元はもちろん、ここ大館でもシャワー効果を
期待してのフィーバーが巻き起こっている。
そして開業3日目の12月6日(月)に開業後初めての平日と言う
ことで、いくらか落ち着いただろうと思い、ちょうど浪岡に
所用があったので、その足で新青森駅へと寄ってみた。

どうだ!この勇姿!東北新幹線 大宮~盛岡間開業以来
28年間待ちに待った夢が実現した駅である。いま現実に目の前で営業
しているのだ!

これは新青森駅の奥羽本線のホームである。新幹線のホームとしっかり
直角に交差している。こう言うホームは日本に何ヶ所かあるそうだが
実際この風景を見ると、胸が熱くなるのは、自分だけ?
ここでも鉄男君たちの姿が見えた。

この絵は鉄男君が泣いて喜ぶシーンだ!何と485系電車と785系電車のツーショットだ!
ちなみにスーパー白鳥が785系、白鳥が485系だ。どちらも新青森始発なので

ご覧の通り次の青森で方向転換するのでシートは後ろ向きのままスタートだ!
また鉄男君だ!・・・
これ以外にも「リゾートしらかみ」や大湊行きの「リゾートあすなろ」等
次々と入線、出発する電車にもう子供みたいに(以上に)ワクワクして
飽きずに見ていたぜ!
肝心の新幹線、東京行きだ!このE3系のロングノーズを見てくれ!
来年3月投入予定のE5系のノーズはこんなもんじゃないぜ!

そしていよいよ出発!

この鉄道ファンの熱狂する中、ファ~ン と警笛を鳴らしてゆっくりとスタート
したその時、なんと新幹線の運転士が、窓を開けて、ファンに向かって手を
振ってくれたのだ!この時オ~ともア~ともつかない歓声が期せずしてあがった。
みんなが手を振った。
ジーンとまた胸が熱くなった・・・運転士の白い手袋がかっこよかった。

これは1階の土産物のコーナーだ。青森、津軽地域の業者20数軒出店しているそうだ。
平日で落ち着いているかなと思ったら、なんとこの有様だ!

このコーナーでは、津軽の語り部が暖かい津軽弁でお客様に語りかけていた。
最後にこの方々と偶然お会いした。職短大の木村陽一校長ご夫妻だ。

4日に大館を出発されて、ご実家の北海道の伊達市に帰られたそうだ。
「あの日は大荒れで大館駅前で皆さん、テントが風で飛ばされそうになって
押さえるのに大変そうでしたよ」とのこと・・・そして先生より耳寄りな
情報を頂きました。「伊達市と言う所は、宮城、伊達藩からの屯田兵が多く
集まった土地だからこの地名になったんだよ」・・・とのことでした。さらに
「私のひいおじいちゃんもその1人だったんです」・・・へ~
貴重なお話、有難うございました。

先生ご夫妻は、この大館行き「つがる54号」で大館に向かわれた。
しかし、新幹線が来ると言うことはそこの環境が一変することだと、改めて
感じました。新青森駅も3日まではローカル本線の通過駅に過ぎなかったのが
4日からは、新幹線の始発、終着駅となったばかりではなく、北海道への始発
終着駅、さらに奥羽本線、下北半島、津軽半島への玄関口とまさに、一夜にして
主要駅の仲間入りをしたわけだ。かつて、津軽海峡線が開通した時の 蟹田駅
みたいなものだろう。(私はこれらの駅を勝手に
シンデレラ駅と呼んでいる)
もちろん人の流れや、物流の増加等それがもたらす経済効果、文化的変遷を劇的に変化さ
せる。
恐るべし新幹線!!
ぜひ、この千載一遇のチャンスをわが大館も生かそうじゃありませんか!!
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