こんにちは

昨日は一日中降り続いた雨でしたが、今日は雨も止んでくれました♪
やんでくれて ホッとしている理由は ・・・・
” 新緑の矢立峠散策会 ” が開催されたから♪

もうすぐ 空からこぼれてくるんじゃないの!? と
気が気じゃなかったりしたんですけど お天気 持ちこたえました

「 矢立自然友の会 」 の中村会長のお話によると
ここ矢立峠は 「 月に35日雨が降る 」 と言われるほど 雨が多いんだとか
むしろ 今日のような ” 雨上がり ” のほうが風情があっていいんだそうです♪
確かに! 今日の木々の若葉は眩しいくらいに

きれいな緑

でした♪
国道沿いの遊歩道入口から入って間もなく
長走風穴植物群落で先日見たばかりの ” チゴユリ ” や ” マイヅルソウ ” を発見!

雨にぬれた 数種類の山野草が遊歩道沿いに咲いていて参加者を楽しませてくれました♪
今日のコースは下記の通り
走行距離 約4.3㎞ 約2時間30分の歴史を感じるコースでした

矢立峠は 伊能忠敬・吉田松陰・明治天皇・相馬大作・イザベラ・バードなど
多くの歴史上の人物にゆかりある場所なんですよ♪

イギリスの女性旅行家で紀行作家 日本奥地紀行 著者
” イザベラ・バード ” ( 1831年10月 ~ 1904年10月 ) も
ここ 矢立峠 を訪れた人物のひとりで
このように来訪を記念して 明治新道跡 に 記念標 が建てられています

幼少時に病弱だったバードは23歳の時、遠洋航海が健康の回復につながるという
医師の勧めで転地への療養を兼ねて、故郷イギリスを離れ
はるばるアメリカとカナダを訪れたそうです
両親の他界後、40歳を過ぎてから真の旅行家としての本領を発揮
41歳から42歳にかけて オーストラリア、ニュージーランドなど
およそ1年半にわたるワイルドな長期旅行を体験
47歳の時 ( 明治11年 1878年 6~9月 東北・北海道を旅行 ) 日本を旅行
旅行体験を ” Unbeaten Tracks in Japan ” 2巻にまとめ
ジパングやエキゾチック・ジャパンの名で美化されてきた日本像とは異なる
ありのままの日本が世界に紹介されました
バードが 矢立峠を訪れた時は 凄まじい豪雨でものすごく大変だったそうです
それでも、バードは 矢立峠を このように表現しています
私は日本で今まで見たどの峠よりもこの峠を賞め讃えたい。
光り輝く青空の下であるならば、もう一度この峠を見たいとさえ思う。
(略)しかしいずれにもまさって樹木がすばらしい。孤独で、堂々としており
うす暗く厳かである。その巨大な杉は船のマストのように真っ直ぐで
光を求めてはるか高くまで、その先端の枝をのばしている。
~ 参考 イザベラ・バード 『 日本奥地紀行 』 を歩く 金沢正脩 著 ~
とっても 嬉しいですね

そして こんなに 素晴らしい所が大館にあるということに感謝です!
” 日本奥地紀行 ” 残念ながら私はまだ読んでないんですが

小さい頃 兼高かおる世界の旅 をみて 兼高かおるさんになりたいと思い
なるほど ザ・ワールド を見ては リポーターのひょうきん由美さん に憧れ
今は 珍獣ハンターイモトさん になりたいものとして
100年以上前に こんなにも 勇気と行動力と好奇心 そして タフな精神の持ち主
イザベラ・バードは私の中で憧れの人ナンバーワンになりつつあります♪
矢立峠周辺には 泉質の違う温泉がいくつかあり
ゆっくり温泉を楽しむこともできるんですよ♪
歴史に想いを巡らせて ・・・・・ 森林浴 いかがですか♪
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