さて今回の「街角ぶらり旅」も最終回となりました。最後に
登場するのは・・・常盤木町交差点です!常盤木町は江戸時代
は足軽や下級武士、そしてあらゆる職人さんたちが暮らしていた
と言われています。

こちらは新町方向です。かつてこの通り奥左側に「日活劇場」がありました。
ここも以前は一大商店街でした。こちらには、長倉町と同じ上級武士の住まい
が並んでいたそうです。

こちらは、常盤木町方面!東大館駅までもう一息です。ここは江戸時代
は足軽町と呼ばれていた町で、足軽さん、下級武士の住まいがあったと
言われる町です。
昭和30年、40年代はこの通りも大商店街だったんですよ。夏祭りの露店もこの通りを
埋め尽くしたものです。この道路は船場、二井田、赤石、そして現在の国道
285線経由、鷹巣方面へ向かう大動脈だったんですよ!

こちらは南町通り。かつては、比内、鹿角方面への大動脈でした。そして
大館最後の商店街として、買い物客たちをフォローする役目を担った町
でした。

そしてこちらが大町方面!独特のカーブ、抑揚のある通りですね!
この通りを進むと両側には鍛冶職人の住まい(仕事場)がズラリと
並んでいたそうです。おそらく武士たちからの刀に関するいろいろな
注文があったはず・・・・・
言うまでも無く、大館を代表するメインストリートです!
最後にプラザにある大館城下絵図 享保13年(1728)をご紹介いたします。
その当時の本丸、三の丸、二の丸、長倉町、上町、久保町、向町、谷地町
金坂町、土手町、馬喰町、大町、横町、新町、等々にわたっての、侍屋敷
寺屋敷、足軽屋敷等に分けられて、一軒一軒の実名入りの地図ですよ!

と言うように、市街地の街角を旅してみました。近い機会にこれ以外の
街角へも出かけてみたいと思います。
k
スポンサーサイト